禁煙チャレンジ［1ヶ月目］

禁煙を始めて1ヶ月ほど。このまま禁煙を継続できそうですが、まぁツライこともしばしば。。。

この記事では、禁煙により私の身に起こったと思われる変化を紹介します。

個人差があることなので、あくまでも一例程度に。これから禁煙にチャレンジしようと思っている方、まさに禁煙チャレンジ中の方の参考になれば幸いです。

禁煙してどうなった？

実際に禁煙をしてみて1ヶ月ほど。私には以下の6つの変化がありました。（現在進行中のものも含みます）

なお、数日で嗅覚や味覚が戻ると厚生労働省の「e-ヘルスネット」で紹介されていますが、私はその実感はありませんでした。（今も実感なし）

とにかく眠い

禁煙した翌日からとにかく眠い状態になりました。

ちょっと眠いとかだるいとかではなく、気絶レベル。抗えない眠気と闘う日々になりました。

今まで通りの睡眠時間なのに、ほぼ寝てないくらいの眠気。

電車の吊革を持って立っていてもそのまま崩れ落ちそうになったり、仕事中も寝落ちしそうになったり。

人と話していたり、ごはんを食べたりしてれば多少意識がしっかりしますが、それでも眠いのは変わらず。

私の場合は、禁煙の翌日から眠気に襲われ、眠気対策を何も準備をしていなかったので、その日はほぼ仕事になりませんでした。

さすがにマズイと痛感したのと、とにかく眠気が辛すぎたので、その翌日にはカフェインで対策をすることにしましたが、まぁ眠いことには変わりません。

カフェインで気絶レベルの眠気を何とか覚ますことができても、完全に覚醒している感はほぼ無し。

眠気のピークは禁煙から2週間くらいで過ぎましたが、その後も日置きくらいに眠たかったです。（抗えないほどの眠気ではなくなってきますが）

私は、禁煙して眠くなるなんて知らなかったので、完全に不意を突かれた感じです。

連休前に禁煙スタートして、有給休暇も数日取りたかった…これは今回の禁煙チャレンジにあたっての唯一の反省点かもしれません。

仕事柄、少しの眠気も命取りになるような方も居ると思うので、禁煙を開始するタイミングはしっかり決めて、計画的にスタートするのをオススメしたい。

なお、元喫煙者の知人に話しても、誰も共感してくれなかったので、もちろん個人差はあるのでしょう。

ネットで検索すると、同志が沢山いて安心しました。

私の場合は、眠気がすごすぎて、煙草吸いたい欲求うんぬんよりも「どうやって眠気に勝つか」という毎日になったので、ある種、禁煙のためには良かったのかもしれません。

禁煙するとなぜ眠くなる？

禁煙による眠気はニコチン不足による離脱症状のひとつとのこと。

これまで喫煙によりニコチン漬けになっていた体の中からニコチンが抜けることで様々な離脱症状がみられるらしい。

イライラするとか、煙草を吸いたくなるとかはよく耳にしますね。

因みに、上記のような離脱症状は、禁煙後3日以内にピークを迎え、概ね1週間程度、長くて2～3週間で無くなるらしい。

私の場合は、多少煙草吸いたいなーとは思っても、イライラしたり頭痛がでたりということはなく、ただただ眠いの一点でした。

また、症状が現れたのは禁煙の翌日から。翌々日からは、コーヒーとエナジードリンクに助けてもらいましたが、1週間くらいは強烈な眠気と毎日戦う日々でした。

本来、ニコチンに頼らなくても、脳が「アセチルコリン」という「交感神経を刺激する神経伝達物質」を出して脳細胞を活性化させる機能が人には備わっています。が、ニコチンはその「アセチルコリン」の代わりに脳細胞を活性化させることができちゃうとのこと。だから煙草を吸うと集中力が高まるとか、仕事が捗るとか言うんですね。

私は今までニコチンに頼って、毎日ドーピング状態で仕事をしていたんですね…。

そりゃあ毎日なんだかちょっと調子悪いわけですわ。自ら体にムチを打って働いていたようなもんですね。

ワーカーホリック＆喫煙者のみなさんも気を付けて！

自分が思っている以上に、ニコチンで自分の体って覚醒しているのかもしれませんよ。（※注：あくまで私個人の見解ですのであしからず）

さて、2週目以降からは多少マシになり、カフェインの量を減らしても平気な日が増えてきました。（眠気に体が慣れたのかもしれませんが…）

そして、3週間、1ヶ月が経つ頃には、気絶レベルの眠気は無くなったと思います。

ただ、煙草を吸っていたときは、カフェインを取らなくても仕事中に眠たくなることが殆どなかった私ですが、今はコーヒーがないと少し眠い…。

私の脳、どんだけニコチンによって覚醒してしていたんだろうという感じです。怖い怖い。

でも、もうすっかり人並みの眠気になったと思います。

一日を長く感じる

ちょいちょい煙草を吸いに行くこともなくなり、禁煙してから一日を長く感じるようになりました。

煙草1本吸うのに5分かかるとすると、私は1日で12本～20本ほど吸っていたので、禁煙しただけで、毎日60分～100分ほどの時間が生まれたことになります。

それだけでも一日を長く感じるのは当たり前かもしれませんが、喫煙所や喫煙できるタイミングを探すという手間が無くなったことも影響していると思います。

一日を長く感じるようになっただけで、ちょっと若返った気分です。

咳き込まなくなった

突然咳き込んだり、のどがイガイガしたりすることが殆どなくなりました。

これだけでも結構快適。

咳するのって、それだけでも体力使って疲れますよね。それに、最近はコロナのこともあり、咳をするとその場の空気が微妙に…。

不要な咳は減らしてなんぼです。

コンビニに行く頻度が少なくなった

当たり前ですが、禁煙すると煙草を買いに行かなくなります。

私は煙草をコンビニで買っていたので、禁煙後は自然とコンビニに行く頻度が少なくなりました。

すると、自然と「ついで買い」をする機会も無くなっていくものです。

禁煙してから、財布のお金が減るスピードがとっても緩やかになりました。

ちょっと太った

禁煙後の味覚の変化は分からないままですが、ちょっと太ったのは間違いないです。

食べる量がめっちゃ増えたとか、間食をするようになった、ということは無いのですが、それでも1キロほど太りました。

調べてみたら、煙草って吸うだけでカロリー消費しているらしいですね。確かに、頻繁に深呼吸してるのと同じようなものだと思えば、納得です。

太ったのは少しショックですが、激太りした訳ではないので、まぁ良しとしています。

肌が荒れた

喫煙は肌に悪いとか、ビタミンCを破壊してエイジングが進むとか、何とかく聞いたことがありましたが、私個人的には、煙草を吸っていても、肌の調子が悪いということはありませんでした。

元々肌が丈夫なのか、生んでくれた両親に感謝ですが、私は子供の頃から肌荒れをした経験があまりありません。喫煙者だと周囲に告げると、肌のことで驚かれるくらいでした。（ちょっと嬉しかったなぁ）

が、禁煙から2～3週間後くらいからでしょうか。人生初と言える「肌トラブル」に見舞われています。

ニコチンが抜けたことによって、老廃物が出やすくなるとか、ターンオーバーが早くなるとか、とにかく禁煙による肌荒れはいわゆる「好転反応」だと言われているようですが、、、肌荒れはツライですね。

出掛けたり、人と外食をしたりするのがちょっと憂鬱です。

とは言え、ぶーぶー言うだけでは肌は治りませんので、これからしっかり治していこうと思います。（この肌荒れ時期を越えたら喫煙中よりも肌がキレイになったという話もチラホラ…。なので、肌についてはこれからの変化に期待します！）

まとめ

実際に禁煙をしてみて1ヶ月ほど。私が感じた変化は以下の6つ。（現在進行中のものも含む）

個人的に最もツラかったのは「眠気」です。

体のことなので個人差は勿論ありますが、仕事柄、少しの眠気も命取りになるような方も居ると思います。

「これから禁煙しようかなー」という人が居たら、禁煙を開始するタイミングはしっかり決めて、計画的にスタートするのをオススメしたいです。

また、私は何とか自力でニコチンの離脱症状に耐えることができましたが、離脱症状がツライからこそ「禁煙外来」があるんだと思います。人によってどの程度の強さの離脱症状が出るか分かりませんし、仕事を休めない人だって沢山いますよね。

本当に禁煙に挑戦したいなら、禁煙外来の活用もかなり有効なのではないでしょうか。

禁煙して良かった？

私の場合は、という内容になりますが。

禁煙して、眠気はツラかったけれど、もう平気。

ちょっと太ったり肌が荒れたりしているのもツライけど、太ったのは減量すれば良いし、肌はきっと治る。

煙草に消えて行っていたお金は確実に手元に残っているし、のどの調子が良くなったのは間違いない。あと、一日一日の過ごし方が有意義になった気がしています。

以上、私の場合、禁煙によるマイナスとプラスを天秤にかけると、今のところは「プラスが勝ち」です。

この気持ちを大事にこれからも禁煙生活を続けていければと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。一緒に禁煙がんばりましょう！